【元ケーキ屋店長が実施していた】この方法で「万引き」は防げます

ビジネス系

経営戦略診断士の尾瀬です。
私は、経営戦略診断士として、情報分析をし、その分析結果に基づいて新たなことを生み出す、ということを得意としております。

このチャンネルでは、私が培った経験や分析結果、それに付随したビジネスに役立つ情報を発信しておりますので、興味を持って下さった方は、また読んでいただければと思います。

また、本日の内容は、

【元ケーキ屋店長が実施していた】この方法で「万引き」は防げます

という内容になります。

この内容は、

「YOUTUBE」
「Post Prime」
において、

「音声投稿」を行っています。
下記に載せておきますので、ご参考にしていただければと思います。

では、話しを戻します。

みなさんは、どのように思われていますか?

「万引きはいけないもの」

だとわかっている方も多いと思います。

テレビで「万引きGメン」とかやっていたりしますよね。

「あの人、今から万引きをしますよ」
「あ、今カバンにいれました」

とかですね。

そうすると、万引き犯は、

「もう2度としませんと言って、泣き崩れる方」
「さっさと警察を呼べ、と逆切れする方」

様々な人間模様が見られます。

もし万引きをした方が、みなさんの知り合いだったりした場合、2度と関わらなくなると思います。

みなさんは、どのような気持ちでそういうテレビをご覧になっていましたか?

罰則について

万引きを行うことは、当たり前ですが、犯罪行為です。

「万引き」は、

刑法第235条の「窃盗罪」にあたります。

起訴されて有罪となった場合は、

「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」

に処せられる可能性があります。

未成年の場合は、前科にはなりませんが、家庭裁判所で非行歴が記録されます。

それ以上に、ご近所や学校等の世間の目の方がきついと思います。

万引きによる被害について

小売店にとって、万引きされることは、大変痛手になります。

「どのくらい痛手になるか?」

についてですが、店舗や業種によって異なります。

一応ですが、ざっくりとお話ししますと、

商品に対する利益率は「10~30%」

です。

よって、一般的な買い物をする場合に考えるのでしたら、利益率は「20%程度」と考えるとよいかもしれません。

すごくざっくりなので、あくまでも「目安」程度に思って下さい。

では、話しを戻しますが、

「どのくらい痛手になるか?」

についてです。

「簡単な例」でお話しします。

100円の商品がありました。それが売れれば、「20円」の利益が出ます。

しかし、100円の商品を万引きされました。

では、100円の商品を万引きされた場合、何個分の商品を売らなければいけなくなるでしょうか?

100円→利益 20円
400円→利益 80円

よって、

「100円の商品を4個売ること」

ができれば、

「万引きのよる被害を受けた金額」

を取り戻すことができるのです。

商品にもよりますが、あまり売れない商品の場合、1日で4個売ることが難しい時があります。

つまり、1個の商品を万引きされるだけでも、その利益分を取り戻すのは、何個も商品が売れなければなりません。

ちなみにですが、

「利益率が20%」

なら、結構儲かっているのでは?と思う方もいらっしゃると思います。

あくまで

「利益率が20%」

であるため、その利益から

「人件費」「家賃、電気代」「ロス、廃棄処分」等の経費を引いて、残った金額がプラスとなる利益と言えるのです。

実際は結構厳しいです。

私は以前、某お菓子屋の店長をしていました。

その際、仕入れや経費等の店舗運営は、とても苦労しました。
赤字を出した月も多いです。
また別の機会でお話しさせていただいきますね。

万引き犯に対する対応について

では、本日のメインにいきます。

ちなみにこれは、私独自の意見になりますので、「そういうやり方、考え方もあるのだ」という程度に思ってください。

ちなみに、この話しは

「出し惜しみしたい」

です。

しかし、

「万引きで苦しんでいる店舗を考えると・・・」

と思い、お話しすることにしました。

今からお話しする方法は、とても効果がありますので、ぜひ参考にしてください。

では、その対応方法です。

それは、

「声をかける」

です。

これから万引きをしようとする人に声をかけてしまえばいいのです。

どうでしょうか?

万引きをしようと、周りを警戒している人に

「どもー」

と、店員が声をかけてきたら、万引き犯は、どういう気持ちになるでしょうか?

万引き犯は、このように考えています。

「店員から見えないように、万引きしようとしていたのに、どうして声なんかかけてくるんだよ。」

です。

具体的な話しをします。

私がお菓子屋の店長をしている時の話しです。

パートさんやお客様が、

「あの人の行動がおかしい」
「あの人は、商品を持って行っちゃったぞ」

と教えてくれる時があります。

その時は、諦めるしかないです。

しかし、1回万引きが成功した人は、もう1度来ることが多いです。

次に来た時が勝負です。

それから数週間後・・・

はい。

来ました。

じっくり見ると、明らかに店員を避ける動きをしています。

チャンスです。

行動開始です。

私が実際、どのようにして声をかけたかと言うと、

「試食を用意した」

です。

「試食を用意する」

これは、いいアイディアですよね。

スーパーとかの試食は警戒する方もいると思いますが、お菓子屋に行って、試食を出されたら、食べたいですよね。

ちなみに、必ずしも「試食」にこだわる必要はありません。

「本日は、〇〇が特売です。」
「最近は、〇〇が人気です。」

で、かまわないと思います。

話しを戻しますが、
私の場合は、試食を持って声をかけにいきました。

「どうです?この商品、今すごく人気が上がってきているんですよ。私もおいしいと思ったので、今回試食として出しちゃいました。」

こんな感じでOKです。

だいたい「ドキッ」とされ、目も合わせてくれません。
明らかに警戒されています。
そのことは、気にしないでいいです。

そのあと、

「いつも来て下さいまして、ありがとうございます。
いつも、お客様を見ていたので、1度は声をかけなければと、思っていました。
たまに買わないで帰ってしまう時は、気に入った商品がなかったのかな?と思ってしまいました。
いつも来ていただいて、私もよく見ていたので、声をかけなければと思っていました。」

こんな感じですが、キーワードがありました。
気が付いた方はいらっしゃいましたか?

それは、

「いつも見ていた」

ですね。

「いつも見ていた」

ということは

「あなたが万引きをしているのをいつも見ていました」

と言っているように聴こえませんか?

さらに

「声をかけようとしていた」

です。

つまり万引き犯は、

「万引きをしていたのを見ていて、いつも声をかけようとしていた」

と、理解してくれます。

この言葉以降は、

「美味しいですね。」

で終わり、目を合わせることなく帰ってしまいます。

私の記憶の中では、何か商品を購入して帰った方は、誰もいませんでした。

そりゃそうですよね。万引きしようとしていた時に、

「あなたをマークしてました」

と言われたら、

「逃げたい」のですよね。

これ以降、その方が来ることはありません。

本日の結論

こんな感じでしたが、どうでしょうか?

本日は、

【元ケーキ屋店長が実施していた】この方法で「万引き」は防げます

という内容でした。

私は最初から、「万引きを捕まえる」というのは、考えていませんでした。

「店に来ないでくれればいい」と思っていました。

この話しは20年以上前の対応方法でしたが、現在でも通用すると思います。

防犯カメラを安く購入できる現在なので、それらを併用した方が効果的だと思います。

万引き犯は、「死角」を探しています。

そのような場所に

「防犯カメラついています。」

とアピールしておきましょう。

これ以外にも、変わったアイディアもありますが、

「店員による声掛け」を行うことが、1番効果がある

と思います。

初めてお客様に声をかける時は、誰しも緊張します。そのため

日頃から、「お客様に声をかけてみる」を意識してみて下さい。

もちろん業種によって異なるのは分かりますが、お客様への声掛けができるようになると、

「接客が得意になる」

という可能性もあります。言い方が良くないかもしれませんが、

「接客が得意になれば、他の仕事にも対応できる視野が広がる」

です。

また最初は、「声掛け」を行う行動について、

「店長、管理職、チーフ」

等の立場が上の方が実施する意識を持って下さい。

そういう立場の方々の行動を見て、他の人もマネをしてくれるようになります。

もし、万引き犯と思われる相手を見つけたとしても、

「万引き犯」

と決めつけずに、声をかけにいきましょう。

声をかけた時の反応を見て、世間話しをしてもいいのです。

店員さんと仲良くなるのは、お客様にとってもメリットがありますので、安心して声をかけてみましょう。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

私は、このようなビジネスに役立つ知識をお話ししておりますので、興味を持って下さった方は、別の内容も見ていただければと思います。
本日も、ありがとうございました。

経営戦略診断士の尾瀬でした。

【YOUTUBE】の投稿はこちら

【Post Prime】の投稿はこちら

「 Post Prime」 は、高橋ダン氏が開設した配信投稿サービスになります。

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