【おすすめ資格】ITパスポートについて②(資格の概要・内容について)(全2回)

資格

経営戦略診断士の尾瀬です。

私は、経営戦略診断士として、情報分析をし、その分析結果に基づいて新たなことを生み出す、ということを得意としております。

このチャンネルでは、私が培った経験や分析結果、それに付随したビジネスに役立つ情報を発信しておりますので、興味を持って下さった方は、また読んでいただければと思います。

また、本日の内容は、

【おすすめ資格】ITパスポートについて②(資格の概要・内容について)(全2回)

になります。

こちらは「全2回」の内容になっておりますので、前回を読んでいない方は、そちらもご参考にしていただければと思います。

前回】

【おすすめ資格】「ITパスポート」お勧めする理由①(全2回)

資格の概要

私は最初、大きな勘違いをしていました。

それは私が「ITパスポート」という資格を知った時、

「空港で働くために資格?」

と思っていました(間違いですからね!)

「パスポート」

っていう響きで、そんなイメージを持っていました。

みなさんの中にも、そんな勘違いをしていた人が多いはず・・・

はい。

話しを戻します。

基本的には、こちらのURLを参考にしてください。

ここに記載されている情報を以下にまとめていきます。

(2022年2月3日時点)

(参考HP ITパスポート試験より引用)

【ITパスポート試験】情報処理推進機構

「ITパスポート」資格とは、

ITを利活用するすべての社会人,これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

となっています。

「ITパスポート」という名前には強い思いが込められています。


日本から世界に羽ばたく際に身分を証明するために「パスポート」が必要であるように、IT化が進んだ現代社会に羽ばたくために社会人として必要な基礎的能力を有していることを国が証明する試験(パスポート)として「ITパスポート」が誕生しました。

※「ITパスポート試験」より引用

私が

「空港みたいなイメージ」

を持っていたのは、あながち間違いでもなかったのですね。

また、私的な言い方で

「ITパスポート」

を一言で説明すると、

「ITやビジネスにかかる基礎知識を持っている証明」

だと思います。

試験の内容

ここから、試験の内容に入っていきます。

(以下の内容は「ITパスポート試験」のHPより、引用、参考にしています)

【ITパスポート試験】情報処理推進機構

(2022年2月3日時点)

【試験日程】
全国の試験会場で、原則毎月実施

【受験資格】
年齢・国籍を問わずどなたでも受験できます。

【出題科目】
100問(小問形式)
以下の3つの分野について出題
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度

【試験レベル】
総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たすこと

・総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点)

・分野別評価点
 ストラテジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
 マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
 テクノロジ系  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)

【出題形式】
CBT方式 多肢選択式(四肢択一)

【採点方式】
IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出します。

【試験会場】
全国47都道府県

【受験料】
5700円→ただし、2022年4月から「7500円」

※詳細はHPで確認してください

簡単にですが補足します。

合格点について

IRT方式で算出される評価点が合格基準となります。

IRT方式とは、解答結果から評価点を算出するものです。

実施される試験ごとに異なる試験問題の難易度の格差をなくすために行われています。

受験生にとって、公平な試験となるよう配慮されたものです。

そのため、問題は全体で100問ありますが、1問10点という単純な配点では計算されません。

合格ラインは総合評価点が1000点中600点以上、分野別評価点が1000点中300点以上です。

まあ、難しい内容ですね。簡単にまとめると、

「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3つの分野で、

「どの分野も最低30%以上」

かつ

「3つの分野を合計して1000点とし、60%以上」

取ることが条件です。

ここは、理解するのが難しいので、

「気にしない」

という気持ちでもいいかもしれません。

私は、

「とりあえず点数取ればいいんでしょ?」

という気持ちで受験しました。

出題形式について

一応、以下のように書いてあります。

CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを利用して実施する試験のことで、受験者は試験会場に行き、コンピュータに表示された試験問題にマウスやキーボードを用いて解答するものです。

※「ITパスポート試験」HP引用

これを簡単に言いますと、

1人に1台のパソコンが用意されており、そこから4択の問題に解答をする形です。

試験結果については、「webサイト」で当日中に確認できる、とのことです。

※私の時は、試験会場で「最終確認ボタン」を押した後に「合格」と表示されていました。現在は、詳細不明です。ごめんなさい。

ここからは、もう少し細かい情報をお話ししますね。

ストラテジ系とは

「ストラテジ(ストラテジー)」

と言われて、

「分かります」

という方は、ビジネス系の勉強をしている方だと思います。

「ストラテジ(ストラテジー)」

とは、

「strategy = 戦略」

です。

ITパスポートの試験範囲では、

「経営戦略」「システム戦略」「マーケティング」の問題が出題されます。

「企業活動」「経営戦略マネジメント」等の出題もあります。

ストラテジ系は35問ほど出題されます。

この分野は、

「なんとなく分かる」

という問題もありますし、

「勉強をしていないと、何言っているのか分からない」

という問題もあります。

一応、参考として1問載せておきます。

【例題】

( 令和3年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問25 )

暗号資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。

①暗号資産交換業の登録業者であっても、利用者の情報管理が不適切なケースがあるので、登録が無くても信頼できる業者を選ぶ。

②暗号資産の価格変動には制限が設けられているので、価値が急落したり、突然無価値になるリスクは考えなくてよい。

③暗号資産の利用者は、暗号資産交換業者から契約の内容などの説明を受け、取引内容やリスク、手数料などについて把握しておくとよい。

④金融庁や財務局などの官公署は、安全性が優れた暗号資産の情報提供を行っているので、官公署の職員から勧められた暗号資産を主に取引する。

解答 ③

マネジメント系とは

「マネジメント」とは、一般的には、

「management 管理・経営」

等を指します。

ITパスポート試験では、

「システム開発」「プロジェクト管理」「サービス管理」に関する問題が出題されます。

マネジメント系は20問ほど出題されます。

まあ、

「勉強しないとわからない」

ことが多い分野です。

【例題】

( 令和3年度 ITパスポート試験 マネジメント系 問55 )

有料のメールサービスを提供している企業において、メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき、システム監査人が所属している組織として、最も適切なものはどれか。

①社長直轄の品質保証部門

②メールサービスに必要な機器の調達を行う運用部門

③メールサービスの機能の選定や費用対効果の評価を行う企画部門

④メールシステムの開発部門

解答  ①

テクノロジ系とは

「テクノロジー」とは、一般的は、

「technology 技術」

とかを指します。

ITパスポート試験では、

ITの基礎となる「基礎理論」「コンピュータシステム」「技術要素」に関する問題が出題されます。

「データベース」「ネットワーク」「セキュリティ」等の問題もあります。

テクノロジ系は45問ほど出題されます。

この分野は結構、

「社会人の方は、いけるかも?」

みたいなことがあります。

その理由は、

「パソコンのセキュリティ関係の問題」

も出題されますので、

「ここから勉強をしてみる」

のも

「アリ」

と感じます。

一応、例題も挙げておきます。

【例題】

( 令和3年度 ITパスポート試験 テクノロジ系 問64 )

CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり、演算や制御に関わるデータを一時的に記憶するのに用いられるものはどれか。

①GPU

②SSD

③主記憶

④レジスタ

解答  ④

勉強の始め方

参考程度になりますが、一応載せておきます。

もちろん、「勉強のやり方」「考え方」は、人それぞれ異なりますので、自分なりな方法で学んでください。

私のアドバイスですので、そんな程度に思っていただければと思います。

まず始めにですが、

「全体を通して、得意そうな分野から手を出す」

ことをおすすめします。

「いきなり最初のページから勉強をする」

のは、気持ちは分かります。

以前の私は、このタイプでした

しかし、

「おすすめしません」

なぜなら、

「自分には合わない」

と言って、

「ポイッ」

としてしまう可能性も上がります。

そのため、

このページ、興味がある
・この内容、知っている

から入ることをおすすめします。

なかなか、最初から色々なページを見るのも結構大変なのですが、このような「全体をざっと読む」のように

「本(参考書)の全体を把握するクセ」

を付けることもおすすめします。

その理由は、

「本の読み方がうまくなる」

になるからです。

別の機会でお話ししますが、まず「もくじ」や「表題」とか、本の全体的に見るクセをつけておくと、

「本の内容を早い段階でイメージすることができ、本を読む生産性、効率が上がる」

ことになります。

そのため、まずは、そういう意識を持って、

「本の全体を把握する」

ことをおすすめします。

また、細かい勉強方法については、別の機会にお話しします。

【合格者】【受験者】【合格率】等の内容について

こちらについては、詳細をまとめてお伝えしようと思っていました。

しかしながら、

「誤解をあたえることも多い」

ことがあるという理由のため、掲載を控えました。

「データがあれば、試験全般の傾向が分かる」

ので、活用したかったのですが・・・

ちなみに

「ITパスポート試験のホームページ」

にて、詳細は分かります。

(リンク先)

【ITパスポート試験】統計情報

見ると結構面白いです。

「小中学生も合格している」

です。

「やりますねえ」

そのほか、「ITパスポート」に関することを検索すると、もっと分かりやすい資料があるかもしれません。

まずは自分なりに、

「色々な情報を調べて、必要になりそうかを検討すること」

をお勧めします。

いくら「ITパスポート」の資格が

「社会人にとって勉強になる資格」

と言っても、

・自分に必要がない
・勉強する気持ちがない

のであれば、

「お金も時間も無駄になってしまうかもしれないので、必要な時がきたらやってみよう」

でも、個人的にはいいと思います。

私も、

「参考書を買って、きれいなまま処分した」

こともあります。

ただし、これは覚えておいてもらえると嬉しいです。それは、

「自分がどういう人になりたいのかな?」

ということを、つねに頭に入れておいてください。

そういった

「将来を考えて行動をしていくこと」

は、必ず皆さんを大きく成長させてくれますから。

本日の結論

本日は、


【おすすめ資格】ITパスポートについて②(資格の概要・内容について)(全2回)

という内容でお話しさせていただきました。

参考につけた「問題」を見て、

「うわ、とっつきにくい」

と感じた方も多いと思います。

私も最初は、そうでした。

私は最初、

「過去問の丸暗記」

を中心に勉強をしていました。

全然頭に入りませんでした。

しかし、同じ問題を3回くらいやった後は、

「ちょっと面白いかも」

と感じてきました。同じことを繰り返していると、そういう時がくるんですね。

そして、合格後は、

「意外と身近に勉強をしたことが役立っていた」

という感じです。

また、今回の内容は「2回」に分けておりますので、「1回目」を見ていない方は、そちらも参考にしていただければと思います。

(1回目)
【おすすめ資格】「ITパスポート」お勧めする理由①(全2回)

私は結構、

「資格マニア」

の方かもしれませんので、また今度、別の資格のお話しをしようと思います。

「プロフィール」

に載せていない資格も多数あります。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

私は、このようなビジネスに役立つ知識をお話ししておりますので、興味を持って下さった方は、別の内容も見ていただければと思います。

本日も、ありがとうございました。

経営戦略診断士の尾瀬でした。

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