経営戦略診断士の尾瀬と申します。
私は「経営戦略診断士」として情報分析をし、その分析結果に基づいて新たなことを生み出すことを得意としております。
このチャンネルでは、私が培った経験や分析結果、それに付随したビジネスに役立つ情報を発信しておりますので、興味を持って下さった方は、また読んでいただければと思います。
本日の内容は、
【元ケーキ屋さん店長が話す】店員さんがお勧めする商品は必ずしもおいしいとは限らない
になります。
この内容は、
【YOUTUBE】
【Post Prime】
において「音声投稿」を行っています。
下記に載せておきますので、ご参考にしていただければと思います。
では、内容の方にはいります。
店員さんがお勧めする商品は必ずおいしいとは限らないの理由について
みなさん、どうでしょうか?
今回のタイトルを見ただけで、
「うんうん」
と頷いている方もいらっしゃると思います。
そうなのです。
みなさんがお店に行った時に
「どの商品がいいのかしら?」
と言って、
「そっかあ。店員さんにお勧めの商品を聞けば間違いない」
と、うかつに思ってはいけません。
では、その理由についてをお話ししていきます。
また、今回のお話しは、私独自の意見になりますので、そういう考え方もあるのだ、という程度にご理解いただけたと思います。
私は以前、某ケーキ屋さんの店長をしておりました。
そのことをふまえて、実際にあった観点から「2点」を挙げたいと思います。
では私が、
「店員さんがお勧めする商品は必ずおいしいとは限らない」
とお話しした理由についてです。
2点にまとめます。
それは、
①あなたに対応をした店員さんによります ②商品の在庫とタイミングによる
という点です。
あなたに対応をした店員さんによります
では、まず1つ目の
①あなたに対応をした店員さんによります
の方からお話しをしていきます。
では、具体例を挙げていきます。
お客様がケーキを購入しようとして、悩んでいました。 そして、お客様の注文を待っていました高校生のアルバイトの子に声をかけました。 「このケーキ、おいしいですか?」 と、ある商品に指をさして聞きました。
どうでしょうか?
みなさんなら、どのような返答をしますか?
私なら即答です。
「おいしいですよ。リピーターも多い商品ですから、今日は残っていてラッキーですね」
と言っちゃいます。
「こういうチャラいセリフをスパッと言える人は、信頼できません」
とか言わないでくださいね。
一応ですが補足しますが、私だって自分が「おいしい」と思わない商品については、
「私は好みじゃない」
と言っちゃいます。
その理由は、
「あの店員が勧めた商品がまずかったから、もう2度とあの店にいかない」
と言われる方がイヤですもんねえ。
話しがそれました。話しを戻します。
そうです。
お客様が
「このケーキ、おいしいですか?」
と言われた時に、うちのお店の高校生のアルバイトの子が対応した時の話しですね。
そのアルバイトの子は、このように答えました。
「食べたことがないのでわかりません」
「あ~、あ~」
私は、心の中で叫びました。
当時の私は
「とりあえずは、ウソでも、美味しいって言ってくれよ」
と思いました。
そして、アルバイトの子の「食べたことがないのでわかりません」を聞いたお客様は、
「あら、食べたことがないなら分からないわよね。じゃあ、私が食べてみようかしら」
と言って、その商品を購入していきました。
そのお客様がお店を出た後に、お客様の対応をした、そのアルバイトの子に私は言いました。
「ごめんね。新しい商品とかは、みんなで食べて、味を知っていなきゃダメだよね。ごめんね」
と言いました。
それ以降は、なるべく新しい商品が販売されたら、みんなで食べるようにしました。
つまり、ここでお話ししたかったことは、このように店員さんの対応でも、素直に
「食べたことがないから分かりません」
と言われることもありますし、私のようにチャラい感じで
「それ美味しいですよ」
と言われてしまう場合があります。
そのため、
「あなたに対応をした店員さんによります」
ということが言えるのです。
商品の在庫とタイミングによる
では、2点目にいきます。
2点目の
②商品の在庫とタイミングによる
の方をお話ししていきます。
これも「分かる~」と思う方がいっぱいいらっしゃると思います。
例えばですが、
「ケーキケース内の3分の1くらいが、同じ商品」
だった場合は、みなさんなら、どのように思いますか?
1つは
「すごい売れ筋商品なんだ」
と思います。
しかし、違った目線を持つと
「これ、注文間違って取っちゃったんじゃないかなあ」
と感じることもあります。
こういうのは、その場にいたら、直感で分かります。
間違って商品を多くを取り過ぎちゃうと地獄を見ます。
例えばです。
ある商品を10個欲しいとします。
その商品は
「1箱10個入り」
と記載してあったにも関わらずに、
注文数を「10個」
とかにしてしまうことがあります。
この場合、
1箱10個入りで注文数が「10」だったので、合計100個の商品が納入
されることになります。
「発注」と呼ばれる商品を注文する作業をやったことがある人は、100%みんな1回はやらかしていると思います。
1回じゃすまないですよね。
私もそれなりやらかしました。
この発注ミスの話しをしたくなってきましたが、話しを戻します。
「商品の在庫とタイミングによる」
という話しをしていました。
そうなのです。このように
間違って注文をしてしまった場合、できるだけ多くの商品をお客様に購入していただかなければならないことがあります。
このような時は、なるべくその商品をお勧めしちゃいます。
また私が店長だった時は、当日のお店のシフトに入っている方に
「ごめんねえ。注文を間違っちゃった。だから、1つでも多く売れるようにアピールをしてください」
とお願いします。
私のお店のみなさんは、とても優秀な方ばかりだったので、その一言だけで、スイッチが入ってくれます。
例えばですが、
・「本日のおすすめ」とかの手作り看板を作成 ・口頭で「今日のおすすめ商品は、こちら」
など、あらゆる角度からガンガン販売をしてくれます。
ある時は、パートさんの知り合いとかがお店に来た時に
「店長がやらかして、すごいいっぱい注文しちゃったんだって。だから、1個でもいいから、買っていってよ」
という、ストレートなアピールまでしてくれます。
そして私は、そのお客様に
「この度は、やらかしました。大変申し訳ございません」
と頭を下げにいくのです。
本当にねえ。うちのお店のみなさんは、とても優秀な方だったので、今でも感謝ばかりです。
会いたいなあ。
また話しがそれてしまいました。
こんな感じですが、
「やらかした場合は、その商品をお勧めします」
ということでした。
本日の結論
本日は、
【元ケーキ屋さん店長が話す】店員さんがお勧めする商品は必ずしもおいしいとは限らない「
という内容でお話ししました。
その理由は、
①あなたに対応をした店員さんによります ②商品の在庫とタイミングによる
ということでした。
しかしですが、基本的には、店員さんがお勧めする商品は購入してもいいと思います。
その理由は、
「お勧めした商品がまずかったら、もうお店に来てくれなくなる」
可能性があるからです。
今回のような裏話しを頭の中に入れておくと、お店に行った時に面白いと思います。
明らかにイベントごととかもないのに、よくわからない商品が大量に販売されていた場合、
あ~、注文を間違えちゃったのかなぁ。 しょうがないなぁ。 かわいそうだから、1つ買ってあげよう
という温かい気持ちを持ってもらえると、みなさんが幸せになります。
私もケーキ屋で働いていた頃の話しは、色々とやらかしましたが、人間関係にも恵まれて、大変楽しい思い出が多いです。
このことについては、また別の機会でもお話しをさせていただきます。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
私は、このようなビジネスに役立つ知識をお話ししておりますので、興味を持って下さった方は、別の内容も見ていただければと思います。
本日も、ありがとうございました。
経営戦略診断士の尾瀬でした。
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